LAMJ-B
他国の人の目で日本語を眺めてみる:テキストとしている朝日中高生新聞に、外国人の日本語学習を支援する団体が取り上げられていたことから、自分がよく知っている外国を1つ選んでその国の人になりきって「日本語の何が難しいか」を考えてもらいました。ひらがな・カタカナ・漢字と文字の種類が多いこと、文法が違うこと、イントネーションを間違えると別の言葉になること、主語がよくわからないこと、「もし学校で漢字テストがあると、止め・はらいをちゃんとしていないとバツにされる」、敬語が「頭がこんがらがる」など、現役の小中学生だからこその良い意見がたくさん出ました。他国の人の目で日本語を眺めた上で、「そういう日本語だから、あなたはこれから何に気をつけて日本語を使っていこうと思いますか」と考えてもらいました。大きな気づきがあったようです。新年度から上々のスタートです。
広告というものと徹底的に向き合う:今年度の中期プロジェクトとして「どこでもドアの広告作成」にチャレンジする生徒たち。納得のいく広告を作るために最初に考えることは何だろう。生徒たちに尋ねると「見る人は誰か」「伝えたい一番のことは何か」「(広告で宣伝する)その商品とは何か」などと色々な意見が出て、これまでの「考える」「伝える」力が確実に血に、肉になっていることがわかります。新聞に載っている写真から好きなものを選び、なぜ好きなのか、何が効果的なのか、ビジュアルについて言語化する力も磨いています。
扱ったテーマ:他国の人の目から「日本語の難しさ」を考える(複眼的思考、ランゲージ・アーツ)、今年度LAMJでがんばりたいことの上位2位は?(目標設定、選択力)、適切な言葉を選ぶ「今週の私の一言」(ランゲージ・アーツ)、「税収」「歳出」などの言葉を小1に説明(語彙力、伝える力、他者の立場で考える力)、新聞記事にある文章を事実と意見に分ける(クリティカル・シンキング、メディア・リテラシー)、根拠をもって読点を打つ(読み手の立場に立つ)、アポロ8号・宇宙飛行士たちの言葉のMAPを考える(ランゲージ・アーツ、目的を考える)、ハッピーターンの記事を書いた人のMAPを考える(ランゲージ・アーツ)、ハッピーターンを色々な境遇の人に説明する(伝える力)、なぜその写真が好きなのか?効果的なのかを言語化する(非言語的なものを言語に変換する力)
LAMJ-A
AI回答の非論理性・穴を見抜く: AIと生きていく私たちに必要な「考える力」、今月はその中でも「AIの出してきた答えを批判的に読める力」をつけるトレーニングを行いました。テキストとしている朝日中高生新聞に日本語学習支援の記事が載っていたことから、「英語話者にとって日本語の何が難しいのか」に対するAIの答えをシェアし、なんでもいいからツッコむということをやってもらいました。批判的に読む力が備わっている生徒たちからはなかなか良い答えが出ましたが、「AIを使うと鵜呑みにしてしまうので隙を探すのが難しい」「AIだとちゃんとダイレクトに疑えない」という感想も聞かれました。
川上未映子から描写を学ぶ: サブテキスト『1日10分のときめき』から今月は川上未映子「アイスクリーム熱」を取り上げました。この小説は「わたし」が恋心を寄せる「彼」について事細かに描写することで展開していくのですが、その描写術をお手本に、生徒たちには「自分がよく知っている人」について文章を書いてもらいました。皆なかなか上手く、でも上手いからこそ「まとまった文章を書くときには大きな枠組みを決めてから書く」という新たなチャレンジも見えてきました。同じ内容を書くのでも謎解きふうに書くのか、結論を先に書いて根拠をどんどん述べていくのか、点描的に情報をどんどん積み上げていくのか。ここを意識することで書く力・考える力を上げていきます。
今月扱ったテーマ:新聞記事を要約する(読み込む力、情報に優先順位をつける力、表現力)、「財政」「税収」などを小1に説明(他者の立場で考える力、表現力)、今年度LAMJでがんばりたいランキング上位1・2位(選択力)、AIの回答の非論理性・穴を見抜く(21世紀型スキル、クリティカル・シンキング)、関係のない言葉とセリフを組み合わせて小説を作る(クリエイティビティ、整合性)、アポロ8号・宇宙飛行士たちの言葉のMAPを考える(ランゲージ・アーツ、目的を考える)、川上未映子「アイスクリーム熱」の描写術に倣ってねっとりと人物描写する(書く力、考える力)
LAMJ-Prep3
今月は、意見というものを広く、ときに疑いの目で眺めることを実践しました。友達が言ったことは事実?意見? 他の人が同じことを言ったら信じる?「悪いことだと思ったら実は良いことだった」と思ったことある?「良い」「悪い」って誰が決めてるの?「考える力」の大事な柱のひとつ「事実と意見の線引き」もとてもよくできるようになりました。
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