2026年7月5日日曜日

LAMJコース6月の学習内容(2026年)

LAMJ-B


日本の小中学生をターゲットにクラッカーの広告を考える:今年度中長期プロジェクト「どこでもドアの広告作成」の準備作業として、ブラジルで製造されているクラッカーの広告を日本の小中学生をターゲットに作るとしたらと考えてプランを練ってもらいました。伝えるための基本「MAP」を詰めてターゲット層と目的を明確にし、ポスターのラフを描いたりコピーを作ったり。グループワークでの話し合いはとても楽しそうで、プラン発表時の質疑も見事!相手の答えの必然性を問うこともできるようになりました。

ベルリンの壁:テキストとしている朝日中高生新聞にベルリンの壁の話が載っていたことから、史実とされる文章を「事実」と「意見」に分けました。ベルリンの壁がまだあった時代にドイツに住んでいた講師が、当時のベルリンの様子をたくさんの写真と壁のかけらの実物と共に紹介。振り返りでは「他国に〇〇主義を無理やり植え付けるのは良くないと思う」「せっかく自由というものがあるんだから、自分で決めて、相手の流れに任せることをせずに、自分で考えていくことを大切にしていきたいなと思った」などの意見が出て心強く感じました。呼吸するかのように意見を伝えられるようになったんだなあと感心します。伸びがすごいです。感動します。

扱ったテーマ:日本の小中学生をターゲットに広告を考える(何を伝えるか・誰に伝えるか・相手にどうなってほしいかを言語化する、ビジュアルを言葉にする、ランゲージ・アーツ)、新聞に使われている写真をより良いものに替えるなら?(効果的な写真とは何かを考える、他者目線)、フェルメールの絵画の構成を考える(効果的なビジュアルについて考える)、文章を事実と意見に分ける(クリティカル・シンキング、メディア・リテラシー)、ベルリンの壁(世界を知る)、今週の私の一言(しっくりくる言葉・文の構造を模索する力)、難しい言葉を小1に説明(語彙力、説明力、他者の立場に立って考える力)、ピア・レビュー(お互いの意見にフィードバックする)


LAMJ-A

「暗黙の前提」再訪: テキストとしている朝日中高生新聞に載っていた記事を使って、文科省がなぜ同志社国際高校の指導の仕方を教育基本法違反としたのか、その暗黙の前提を探るということをやりました。「暗黙の前提」はクリティカル・シンキングの上級スキルで、LAMJ生がこれにチャレンジするのは2度目。身近なテーマだと考えやすくても、教育基本法などの難しいテーマになると少々難しかったようででも、暗黙の前提の大切さはしっかり理解してくれました。生徒たちの説明を借りると、暗黙の前提とは「その人の育った環境が垣間見えるもの」「その人にとっての「普通」すぎて口に出さないもの」「どんな場面でも見失ってはいけないもの」。暗黙の前提は引き続きトレーニングしていきます。

宮部みゆきに教わる、「怖い」テクニック: サブテキストに収録されている、宮部みゆきの短編「決して見えない」はなぜ怖いのか。構成や構文、「怖い1文」はどれか、その前後の文はどうなっているかなどを分析、そこからわかったテクニックを自分の作文に応用し、出来上がった文章を読み合ってピア・レビューしました。構成も表現も、しっかり考えて根拠を持って選択・表現する。「なんとなく書く」から「しっかり選択して書く」へと生徒たちはどんどん成長していきます。

今月扱ったテーマ:日本国憲法前文を同世代に向けて発信するなら(理解する力、MAPを考える、クリエイティブ思考)、「同志社国際高校の教育内容は教育基本法に違反する」の暗黙の前提を探る(クリティカル・シンキング、俯瞰力)、宮部みゆき著「決して見えない」が怖いのはなぜ?(ランゲージ・アーツ)、宮部みゆきのテクニックを活用して「怖い」文章を書いてみる(ランゲージ・アーツ、書く力)、ピア・レビュー(お互いの意見・文章にフィードバックする)



LAMJ-Prep 3


20252月にスタートした LAMJ-Prep、おかげさまで全課程の3クールを終了しました。この1年半で、考えることも伝えることも呼吸をするようにできるようになった生徒たち。講師と過ごす1時間のレッスンも、みんなで意見を伝え合っているとあっという間に終わってしまいます。最後の1ヶ月は、自分の夢について色々な角度から考える、「『3匹の子ブタ』の本当の話」を読んで事実と意見について考えるということをやりました。メモも原稿も持たず、自分の個性を大事に、自分の身体をくぐり抜けた言葉で意見を堂々と述べる最終プレゼンは、本当にかっこよかったです。たくさんの意見と感動をありがとう。卒業おめでとう。

LAMJコース6月の学習内容(2026年)

LAMJ-B 日本の小中学生をターゲットにクラッカーの広告を考える :今年度中長期プロジェクト「どこでもドアの広告作成」の準備作業として、ブラジルで製造されているクラッカーの広告を日本の小中学生をターゲットに作るとしたら … と考えてプランを練ってもらいました。伝えるための基本「...