2026年2月4日水曜日

LAMJコース1月の学習内容(2026年)

   LAMJ-B

講師の指示文にとにかく点を打つ:先月より引き続き、読点の打ち方の実践トレーニングをしています。自分の書く文章はもちろん、講師があえて読点ゼロの指示文を書いて「自分でここだと思ったところに点を打ち、なぜそこが良いのか説明する」ということを毎回やっています。たとえば「2026年最初に聞いた音は何?」のような短い文でも意見が分かれ、理由を聞いているとなるほど、と思います。点という小さくて大きな存在からも考える力、言葉の意識、表現力を鍛えます。

 

フェイクニュース、フェイクキャプション:保護者の方からのリクエストもあり、「フェイクニュース」を取り上げました。まずはフェイクニュースとは言わずにSNSに載っていた画像を見せ、その画像について思いついた質問・疑問を思いつくだけ挙げてもらうということをやりました。質問についてはこれまでたくさんトレーニングした生徒たち。1枚の画像につきあっという間に30も質問が出てきて、生徒たちが出した質問をまとめてぶつければその画像の真偽などすぐにわかると思いました。AI時代、やはり大事なのは考える力です。

 

今月扱ったテーマ:根拠と共に点を打つ(書く力、分類する力、考える力)、アンケートに答えるのはどんな人?(クリティカル・シンキング、統計学)、フェイクニュースにどう向き合うか(メディア・リテラシー、質問力)、間違った情報に騙されないための手順を作る(メディア・リテラシー、クリティカル。シンキング)、「今週の私の一言」(言葉の選択眼を磨く)

 

LAMJ-A 

フェイクニュース、フェイクキャプション:こちらのクラスでも、フェイクニュースとは言わずにSNSに載っていた様々な画像を見せ、その画像について思いついた質問・疑問を思いつくだけ挙げてもらい、グループで話し合って「フェイクニュースに騙されないための手順」作成してもらいました。最初の手順として「疑問や否定から考える」「この世のすべての記事に嘘の可能性があると思っておく」が出てきたのはさすが上級クラス。手順のような「計画」を考えるときに目的を定めることが本質であることも、生徒たちは実践を通してわかってきたようです。

 

リテラリー・デバイス分析:今月のLA(ランゲージ・アーツ)では、サブテキストからいしいしんじ著「神主の白木さん」を取り上げました。これまで様々な文章・作品を分析してきましたが、その分析の総称として「リテラリー・デバイス(文章に特定の効果をもたらすことを狙って使う、文章上の技巧)」という概念を紹介、どのような技巧がこの作品に軽妙さを与えているのか、話し合いました。その上でこの軽妙な小説を「じめっとした暗〜い文体」に書き換えることを実践。文の長さ、視点、言葉の選び方、擬音の有無、読点の多寡。生徒たちは頭をフル回転させて「表現の効果」について多角的に考えています。

 

今月扱ったテーマ:自分がLAMJにしたい貢献を子どもの頃の経験と結びつける(結びつける力、書く力)、囚人のジレンマ(ゲーム理論、目的を考える、相手の立場を必死に想像する)、フェイクニュースに騙されないための手順(メディア・リテラシー、クリティカル・シンキング)、いしいしんじ「神主の白木さん」の文章技巧分析、文体変換(ランゲージ・アーツ)


LP-2

10回コースが終了、最終回は「300円を使って誰かを最高にハッピーにする方法」を考え、プレゼンしてもらいました。LAMJ-Prep 1の頃から本当に、びっくりするほど伸びた生徒たち。考えることも伝えることもプレゼンも、「言われたからやる」ではなく「自分で考えたい、伝えたいことがあるからやる」に変わりました。プレゼンではもちろん、メモも原稿も持たず、アイコンタクトバッチリのかっこよさ。皆たくさん緊張したでしょうに本当にがんばってくれました。保護者の皆様、この10回もまたたくさんのご理解とサポートをくださり、本当にありがとうございました。2月半ばからは次なるクラス、LAMJ-Prep 3 が始まります。LAMJ-Prepの総仕上げ。はりきっていきましょう。


LAMJコース12月の学習内容(2025年)

  LAMJ-B

取材する、記事を書く、見出しをつける、記事内容を事実と意見に分ける:テキストとしている朝日中高生新聞に「夢のような時間」という表現が載っていたことをきっかけに、「夢のような時間」って何だろう、という問いかけたところから始まった企画。生徒たちはペアになってお互いを取材、文字数制限内で記事として文章を書き、新聞記事の見出しをいろいろ比べて「見出しのルール」を分析、見出しをつけました。出来上がった記事の各文を「事実」と「意見」に分けたところ、「意見」が圧倒的に多いことがわかり、新聞記事は事実よりも記者の意見が多いのかもしれない、と気づけたことは大きな収穫でした。2025年も、言葉や疑問に素直に向き合ってたくさんの考えを言葉にしてくれた生徒たち、ご協力くださった保護者の皆様、本当にありがとうございました。2026年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

どこかで見たような大きな茶色い目をした犬を連れた宇宙人:日本語には、英語のような明確な「コンマ(または読点)の打ち方」のルールはありません。だからこそおもしろいし、しっかり考えて打たなければなりません。そこで、「『どこかで見たような大きな茶色い目をした犬を連れた宇宙人』の読点の位置を変えると意味はどう変わるか」というディスカッションをしてもらいました。ストライクゾーンこそあれ絶対解のないこの問い。どこまで考えを言葉にできるかが勝負です。ご家庭でもぜひチャレンジなさってみてください。

 

今月扱ったテーマ:クラスメートの「〇〇のような時間」について取材、記事を書く(質問力、書く力、まとめる力、目的を意識して書く)、見出しの必要条件を探す(観察力、ランゲージ・アーツ)、記事に「意見」が多いのはなぜか(メディア・リテラシー)、点を徹底点検(ランゲージ・アーツ、クリティカル・シンキング) 

LAMJ-A 

映画紹介記事の黄金比率を考える:テキストとしている朝日中高生新聞に映画紹介記事がたくさん載っていたことから、映画紹介記事の黄金比率があるとしたらそれは何か、ディスカッションしました。冒頭のつかみはどうなっているか、あらすじはいつ、どこまで出すのが「正解」なのか。いろいろな意見が出たところで「限られた文字数で相手を惹きつける技術は『問いかけ』だけ?」という問いが浮上、今月はその解明のためにも King Gnuの「カメレオン」という曲のミュージック・ビデオを徹底分析しました。

 

King Gnu「カメレオン」の詞を紙芝居にするなら〜MV分析:今月のランゲージ・アーツではKing Gnu「カメレオン」を取り上げ、歌詞の分析、歌詞を絵本・紙芝居にするならどんな構成にするか、小説のような内容のミュージック・ビデオ(MV)を「事実」だけで語るとどうなるか、MV作者が伝えたかったことと目的は何かをまずは話し合いました。その上で「相手を惹きつける手段には『問いかけ』以外に何があるか」をディスカッション。言葉だけでなくビジュアル・音にも意識を向けることで「伝える技術」包括的に考えて言語化する良い機会となりました。広くて深い議論、卓越したリーダーシップ、クリエイティビティ。2025年も大人が腰を抜かすようなことを何度もやってみせてくれた生徒たち。保護者の皆様にもお世話になりました。2026年もこの続きを、どうぞよろしくお願いいたします。

 

今月扱ったテーマ:「戦争を二度とするまい」という気持ちはなぜ崩れてしまうのか(クリティカル・シンキング)、映画紹介記事の黄金比率とは(ランゲージ・アーツ、クリティカル・シンキング)、「いいね」と思うビジュアルにはどんなルールがあるか(言語化力、文字以外の「伝える」を考える)、King Gnu「カメレオン」の詩を紙芝居にするとしたら(読解力、表現力、クリエイティビティ)、「カメレオン」のミュージックビデオのあらすじを「事実」のみで語る(クリティカル・シンキング、表現力)、読者・視聴者を惹きつける技術とは(クリティカル・シンキング、デザイン・シンキング)

LP-2

プレゼンテーションの達人になるための1ヶ月。話すときに大事なのは内容や声だけじゃない。手は?足は?目は?実践方式で皆で考えました。理由を考えるのは当たり前、先生に質問されていないことも考えるよそんな頼もしい態度が育ってきた生徒たち。LAMJ-Prep 2もあと1回を残すのみとなり、最終回のプレゼンに向けて準備を進めています。LAMJ-Prep初年の2025年、保護者の皆様には本当にご理解ご協力を賜りました。2026年もどうぞよろしくお願いいたします。


LAMJコース1月の学習内容(2026年)

    LAMJ-B 講師の指示文にとにかく点を打つ :先月より引き続き、読点の打ち方の実践トレーニングをしています。自分の書く文章はもちろん、講師があえて読点ゼロの指示文を書いて「自分でここだと思ったところに点を打ち、なぜそこが良いのか説明する」ということを毎回やっています。た...