LAMJ-B
今月扱ったテーマ:偉人の言葉の背景・根拠を考える(ニュートン、フランシス・ベーコン、ライト兄弟、夏目漱石)、ありきたりの表現ではなく「自分の言葉」で描写する(語彙力、ランゲージ・アーツ)、記事を主体的に読む(主体的に考える力)、いちばん聞きたい質問を考える(質問力)、なぜ日本は80年戦争をしないで済んだのか、多角的に考える(思考力)、漱石のいう「日本より頭の中のほうが広い」とは(比喩力)、お菓子メーカーの味の描写について考える
LAMJ-A
今年1年を漢字1文字で表すとしたら: 年末におなじみの「今年1年を漢字1文字で表す」を年始にやってみました。生徒たちが考えたのは、大、未、翔、翠、峠、得、張、臨、輝、克—なぜその漢字にしたのか、という「こころ」の部分がこれまたふるっていました。皆が伝え合う姿は大喜利のようでもあり、お正月らしさも味わえたかと。保護者の皆様、ぜひご本人から「こころ」を聞いて差し上げてください。
角田光代の小説中小説のあらすじを考える:今月LAで扱ったのは、角田光代著『旅する本』。この作品に登場する架空の小説はいろいろなヒントこそ散りばめられているものの、どんなお話なのか読者にはわからない仕組みになっています。そこで皆でこの「架空小説」のお話を創作してもらいました。ヒントとして書かれていることを統合し、そこから帰納的に考えて創り出すという非常にクリエイティブな作業。この日の振り返りでは「難しかった」という声が多く、クリエイティブ思考の必要性を感じました。
今月扱ったテーマ:今年1年を漢字1文字で表す、夫婦別姓の議論の暗黙の前提を探る(クリティカル・シンキングのトレーニング)、トランスジェンダーを「地図」以外の何かに例える(トランスジェンダーを自分事として捉える、クリエイティブ思考)、角田光代『旅する本』に登場する架空小説の内容を創作する(読解力、クリエイティブ思考)、『旅する本』にちなんで古本屋に足を運んでその匂いを言葉にする(LA)、角田光代の技術を分析して自分たちの「匂い」の描写文に応用する(LA)